緑内障の薬

@プロスタグランジン関連点眼薬

☆キサラタン(ラタノプロスト)【点眼液】

☆タプロス(タフルプロスト)【点眼液】

☆トラバタンズ(トラボプロスト)【点眼液】

☆レスキュラ(イソプロピルウノプロストン)【点眼液】

 

「効能・効果」・・・房水の流失を改善し、眼圧を下げる

「副作用」・・・・・・眼の充血・かゆみ、しみる、ゴロゴロ感、眼の周りの黒ずみ

※色素沈着防止のため、夜の洗顔前に点眼するとよい

※()内は、主要成分名です。ジェネリック医薬品の場合、成分名が商品名になっている場合もあります。

 

A交感神経遮断点眼薬(βブロッカー)

☆ミケラン(カルテオロール)【点眼液】

☆チモプトール(チモロール))【点眼液】

 

「効能・効果」・・・房水の産生をおさえ、眼内の圧力を下げ、緑内障における視野悪化等の症状を抑える。

「副作用」・・・・・・眼の充血、かゆみ、しみる、ゴロゴロ感、頭痛

※気管支ぜんそくの方は、前もって医師に相談してください

 

B交感神経遮断点眼薬(αブロッカー)

☆デタントール(ブナゾシン)【点眼薬】

 

「効能・効果」・・・房水の産生をおさえ、眼内の圧力を下げ、緑内障における視野悪化等の症状を抑える。

「副作用」・・・・・・眼の充血、かゆみ、しみる、ゴロゴロ感、徐脈、動悸

※勝手に点眼を中止しない

 

C交感神経遮断点眼薬(α・βブロッカー)

 ☆ミロル(レボブノロール)【点眼薬】

 ☆ハイパージール(ニプラジール)【点眼薬】

 

「効能・効果」・・・眼内の圧力を下げ、緑内障における視野悪化等の症状を抑える。

「副作用」・・・・・・かすみ、かゆみ、結膜充血、頭痛

※気管支ぜんそくの方は、前もって医師に相談してください

 

D炭酸脱水酵素阻害点眼薬

☆トルソプト(ドルゾラミド)【点眼薬】

☆エイゾプト(ブリンゾラミド)【点眼薬】

 

「効能・効果」・・・房水の産生をおさえ、眼内の圧力を下げ、緑内障における視野悪化等の症状を抑える。

「副作用」・・・・・・頭痛、吐き気、点眼後の口内のにがみ

※点眼時、一時的に目がかすむことあり、心配は無し

 

E副交感神経刺激点眼薬

 ☆サンピロ(ピロカルピン)【点眼薬】

 

「効能・効果」・・・瞳孔を縮小させることで、房水の流失を改善し、緑内障における視野悪化などの症状を抑える。

「副作用」・・・・・・発汗、眼の充血、かゆみ

※点眼後、視野が暗くなり歩きにくくなることあり。転倒に注意。

 

Fコリンエステラーゼ点眼薬

 ☆ウブレチド(ジスチグミン)【点眼液】

 

「効能・効果」・・・瞳孔を縮小させることで、房水の流失を改善し、緑内障における視野悪化などの症状を抑える。眼筋型の重症筋無力症にも使用される。

「副作用」・・・・・・眼の充血、かゆみ、しみる、ゴロゴロ感

※点眼回数は、守る

 

G交感神経刺激点眼薬

☆ピバレフリン(ジピベフリン)【点眼薬】

 

「効能・効果」・・・眼内の圧力を下げ、緑内障における視野悪化等の症状を抑える。

「副作用」・・・・・・心悸亢進、頭痛、嘔吐

 

H経口利尿薬

☆ダイアモックス(アセタゾラミド)【錠、末】

☆イソバイド(イソソルビド)【内容液、シロップ】

 

「効能・効果」・・・利尿作用により、眼内の圧力を下げ、緑内障における視野悪化等の症状を抑える。

「副作用」・・・・・・手指、足先のしびれ、けいれん

※他の疾患でも使用されるお薬なので、別の病院に受診する際は主治医に伝えてください

 

 

※※@〜Hについて、こちらで書いた副作用以外の副作用が出る場合があります。その場合には早めに主治医や処方された薬局に問い合わせましょう※※

 

 

※参考文献

介護の薬剤 ポケット辞典 (成美堂出版)

 

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